はい、こんにちは。アザラシです。
本日は『20歳の自分に受けさせたい文章講義』のアウトプットをします。まずはガイダンス編からです。
どうすれば文章が書けるのか?
人が文章を書くに当たって当たって発生する問題は以下の2点に集約されます。
①文章を描こうとすると固まってしまう
②自分の気持ちをうまく文章にできない
この2点は、文章が書き始められない問題と、文章を書いたが、うまく書けないというふうに受け取ることができます。
もしくは、”自分の思い”と”書いた文章”に途方もないギャップが存在するととることもできます。
なぜ上記のような問題を抱えるのでしょうか?
答えは自分の頭の中のぐるぐるを整理できていないからと言えるでしょう。
※ぐるぐるとは、ぼんやりした”感じ”や”思い”が頭の中を駆け巡ること。
では、どうすればこのぐるぐるを整理することができるのでしょうか?
答えはシンプルで、書くという意識ではなく、頭の中のぐるぐるを伝わる文章に”翻訳”する意識を持つことが大切なのです。
文章を書くに当たって発生する問題に当てはめてみると、
①文章を描こうとすると固まってしまう → ぐるぐるが整理できていないから、書き出せない
②自分の気持ちをうまく文章にできない → ぐるぐるを誤訳してしまっている
うまくかけずにいる人は翻訳するという意識が足りないと言えるのです。
考えるために書く
よく「考えてから書きなさい」と言われることがあるが、ここでは逆に考える。「考えるために書く」ことが重要なのです。なぜでしょうか?考えている段階で、ぐるぐるが頭の中に発生しているはずです。ぐるぐるの整理をしないければ、文章を書く上での問題にぶち当たるはずです。書きながら、思考を整理し、自分なりの解を得ていくことが重要なのです。
翻訳を上達させる方法
『聞いた話を自分の言葉で誰かに話す』これが翻訳を上達させる方法です。
話すことによって、何が得られるのでしょうか?
それは次の3点です。
①再構築
自分の言葉にして相手に伝えることで、バラバラになった情報を整理することができます。人と話をする時、予め決まった予定通り進むのではなく、話が様々な方向にいくことが多いです。このバラバラになった情報を整理し、理解を深めていくことができます。そして、一度整理している内容なので、文章に書きやすくなります。
②再発見
普段の会話でも取材の会話でも相手の真意を理解することは難しいです。聞いていて理解できなかったことを、翻訳していくことで相手の真意に気づくことができます。あの時のあの言葉はこういう意味だったのかもしれないなというふうに。
③再認識
自分の理解したことを整理し、誰かに話すことで自分の関心の範囲がわかります。話の中でどこが印象に残り、どこが面白いと思い、話を聞いていたのか。自分にとって伝えるべき内容はどこだと判断していたのか?ということもわかる。
聞いたことを人に話すということは普段誰もがしていることです。
今後は上記の3つの再を頭に入れながら、文章の練習に取り組みましょう。
書く技術は一生使える武器となる
これからの時代、文章を書くことが増えることはあっても減ることはないです。いろんなことがAIにとって変わられる時代がくるが、文章を書くことはとって変えられることがないでしょう。文章力というのは業界、職種に関係なく身を助けてくれる武器となります。文章力を身に付けるというのは自分に対する最大級の投資となります。
『書こうとするな、翻訳せよ』の原則を忘れず、文章力と思考のメソッドを手に入れてほしいです。
ガイダンスを読んで
以上がガイダンス部分の個人的ようやくとなります。
書く前、書いた後にぶち当たる悩みはまさに私がよく抱える悩みでした。こう書きたいのに、うまく表現できない・・・またはどう書き始めればいいのだろう?などはよく直面していました。まずは誰かに話すことから始めていきたいと思います!!
それでは。
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