「思う」と「考える」の違い

本日の学び

はい、こんばんは。

久しぶりの更新となりました。

今日は社長と飲みに行っておりました。その際、「思う」と「考える」は違うということについて気づきを得たので、ここでアウトプットしようと思います。

シュチュエーション(居酒屋)

登場人物:

アザラシ(筆者)

Aさん(社長)

居酒屋での会話

場面は社員総会の企画について話し合っている時である。

アザラシ:なんで社長ってそんな頭の回転早くて、なんでも思いつくんですか??

Aさん:それはな、きちんと物事を考えているからだよ。

アザラシ:私も考えていますよ〜。でも答えが出ないことが多いし、出た結論に自信が持てないことが多いんですよね〜。

Aさん: アザラシくん、君は「思う」と「考える」の違いをきちんと理解している??

アザラシ: え!?も、もちろん理解していますとも・・・。課題に対してきちんと自分の中で考え、整理して課題解決に当たっているつもりです!!

Aさん: そうなんだ。では話題を変えよう。どうでも良さそうなことだけれども、今日の夜ご飯をどうやって決める??

アザラシ: う〜ん?食べたいと思うものを食べますかね。カレーを食べたい気分なので、カレーを食べます!!

Aさん: アザラシくん、それは本当に考えた結果なのかな?君は今ダイエット中だと聞いたが、そんなカロリーの高いものを食べて本当に大丈夫なのかい??

アザラシ: あ・・・

Aさん: いいかい、考えるというのは物事を「客観的」に捉えて、結論を導き出すことなんだ。例えば、今日の晩御飯の例で行くと、アザラシくんの行ったことは「思った」ことに過ぎない。ここで考えるということにフォーカスを当てて考えてみよう。

「思う」ってなんだ?

ある問題が発生した時に、私はこう考える、私はこう思うというのが「思う」ということ。思うというのは「主観的」な判断であり、意見を支える証拠として弱い。

「考える」ってなんだ?

「考える」とは、「客観的」に物事を考え、答えを導き出すことである。結果的に私はこう考えます!!という答え方になるが、「思う」とは差がある。

「客観的」とは?

簡単に言えば、誰が見ても最も適切だと思うように物事を考えること。この客観的に考えることがかなり難しい。上のダイエットの例で客観的に考えてみると、「今日の夜ご飯何食べる?」という問いに対して、下記のように考えることが大切である。

  1. 現在の状態をみる
  2. 比較する
  3. 最終的にどうすべきか?の結論を出す

1. 現在の状態を確認する

まず自分の取り巻く環境を確認してみよう。そうすると、現在ダイエット中なのか、そうでないのか?夜ご飯を食べる時間は?お昼ご飯は何を食べた?など、頭に入れて置かなければいけない情報がたくさんある。私の場合では、「ダイエット中」と「夜遅い時間」というのが当てはまった。

2. 比較する

夜ご飯に何を食べるべきか?「ダイエット中」「夜遅い時間」を考慮して、比較してみる。

まず一般的にダイエットに成功している人はどんな食生活をしているのか?遅い時間の夜ご飯にカレーライスのようにカロリーの高いものを食べている人はいるのか?

今日の総合カロリー摂取は何kcalだろう?成人男性の1日平均が2500kcalで自分は3000kcal食べているな・・・などを考慮すると、夜ご飯は摂取量を抑える必要がある。

そもそも夜の遅い時間にカレーライスを食べているダイエット成功者はいないようだ。

3. 結論

1、2を踏まえ、結論を出す。

「ダイエット中」

「夜遅い」

「本日の摂取カロリー」

「ダイエット成功者の例」

上記の点に注目すると、本日の夜ご飯は控えめにすべきだということがわかった・・・

うん、誰が見ても控えめにしろというよね・・・

「考える」癖をつけること

ここまで見てきましたが、なんで夜ご飯なんて、こんな真剣に考える必要があるねんって思われたかた、おられると思います。もちろん私も「は?」って思いました。と同時に、物事に対してこれまで「思う」をメインに取り組んでいたことに気づきました。大切な視点は「客観的に見れているか?」ということ。100人に聞いて、80人は「YES」って行ってくれるように考えられていたか?と思うと、これまでの自分は同意を得られない方法で物事に取り組んでいたことに気づきました。

アザラシ歴30年近くなりますが、ここで気づけてよかった。考える癖を、考える習慣をつけないとこれから生き残って行くのはかなり厳しい。

「あの人は天才」、「あの人は賢い」と言われる人は、「考える習慣」を持っていたのだ。

追いつけるよう、頑張ります!!

それでは。

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